玄関ドアへ雨水の侵入(吹き込み)を防止する簡単な格安対策

 

大雨の後、このようなことでお困りではないでしょうか?

 

 
玄関水浸しの人
玄関が雨水でびちゃびちゃ!
なんで?どうすればいいの?

 

このような悩みを解消します。

 

私は大型台風(2019年10月12日の台風19号)をこの方法で乗り切りました。

 

本記事では、玄関ドアへ雨水の侵入(吹き込み)を防止する簡単な格安対策を紹介します。

 

その対策とは、

玄関のドアの下をふさぐ

です。

 

えっ!?これだけ?

そうなんです。これだけです。

 

水浸しになる理由と具体的な対策を説明します。

 

なぜ玄関ドアから雨水が侵入するのか?

 

結論として、玄関ドアには、水の侵入を防ぐ機能がないからです。

 

例えば、居間にあるガラス窓から雨が入り込んだりしませんよね。

それは、ガラス窓には水の侵入を防ぐ機能(水密性能)があるからです。

 

しかし、玄関ドアには水密性能がありません。

 

え!?なんで?水の侵入を防がないの?

と思いますよね。

 

玄関ドアに水密性能がないのは、以下の前提があるからです。

・玄関は多少の雨風をポーチ屋根で防げる

・玄関ドアと居室の間の空間である土間は濡れても良いようにタイルなどでできている

 

このため、玄関ドアに水密性能を要求する規格がありません。

 

すなわち、雨が吹き込むものとして玄関が出来ているんです。

 

そんなバカな!?と思いますよね。

 

建材メーカーのHPにも明記されているような、建築業界では一般的な話なのです。

玄関ドアなどからの雨水浸入について…

 

だから、雨が吹き込んで業者に怒鳴り込んでも「不具合ではありません」の一点張り。

規格がないので、どうしょうもありません。

 

いやいや、とはいえ

濡れたら拭かなくちゃいけないから面倒でしょ!

と思ってしまいます…

 

雨水侵入を防止する簡単な格安対策

 

玄関ドアに水密性能がなければ、自分で付ければいいのです。

 

その水密性能の付け方をご紹介します。

 

まず、玄関ドアの水密性能を付けるのはドア下が優先です。

 

理由は、強い雨が床を跳ね返り土間に入り込んでいて、上左右は跳ね返らないのであまり入り込まないためです。

 

単純にドア下に隙間が空いてるので埋めましょう。

 

埋める素材は以下がオススメです。

・新聞

・ダンボール

・タオル

・ホース

 

今回は再利用可能なホースをご紹介します。

 

まず、100均でホースを購入します。

 

 

切り込みを入れてゴムパッキンにします。

 

 

平らにするためくるっと巻いて。

 

 

輪ゴムでとめて10分くらいおいておきます。

 

 

できたら、玄関ドア下に挟みます。

 

 

これで完成。

 

一度作ってしまえば新聞やダンボールより後始末が楽です。

 

気になる方は内側から玄関ドア下にタオルをおくと良いでしょう。

 

うちはこの方法で台風15号の時びちゃびちゃだった土間が、19号の時に全く濡れませんでした。

 

まとめ

 

玄関ドアへ雨水の侵入を防止する簡単な格安対策を紹介しました。

 

玄関ドアは水密性能がないこと、土間は濡れるもの。

 

そして、玄関ドアに水密性能を付ければ、台風を乗り切れることがわかりました。

 

もしお困りのことが解消できましたら幸いです。

 

以上、ちょいらくだでした。